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学校の授業ついていけない中学生は塾の夏期講習に行った方がいいの?行くなら個別と集団どっちにする?

夏休みは長い休みなので、今までの苦手克服のチャンスです。

そうは言ってもいざ勉強しよう!となると、何をすればいいのか、勉強すれば成績は上がるのか、分かりにくいものです。

そんな時に行くべきか迷うのが塾の夏期講習。

学校の授業でさえついていけないのに、夏期講習に行っても効果があるのか、気になるところですよね。

今回の記事では、学校の授業についていけない中学生が夏期講習に行くメリットや、もし行くのなら個別が良いのか集団がいいのかについて書いてみたいと思います

学校の授業についていけない中学生は塾の夏期講習に行くべき?

夏期講習に行けるのであれば、夏期講習に参加した方がいいと思います。

そもそも学校の授業が分からないのに、自分で勉強できるのかという問題があります。
自分で勉強できるのであれば、学校の授業はなぜ分からないのでしょうか。
誰かに教わると分からなくなるということが、あるのでしょうか。

もし誰かに教わることでできなくなるというのであれば、高校や大学・専門学校のどれも向かないということになります。
その場合は、書籍や自分自身で発見していくという形で学んでいくしかないとなってしまいますが、現実的には不可能です。

今学校の授業についていけないからこそ、夏休みに誰かしらに教わることがおすすめです。
やはり独学で学ぶよりも誰かに教わる方が早く勉強を進めることができますよ。

夏期講習に行くなら集団がいいの?個別がいいの?

学校の授業についていけないという状況では集団と個別の塾どちらを選べばいいのでしょうか。

基本的におすすめなのは集団授業です。
これはなぜかというと、夏期講習で学ぶ内容は中学1年生や2年生の内容が中心であることが多いからです。
やることは個別指導の形式で習うのであれ、集団指導の形式で習うのであれ、内容そのものは決まっているんですね。
上位校向けの授業でなければそんなに難しい内容を扱うことは少ないと思います。
基本的な目的は中学1年生や2年生の内容を思い出し覚えたり、これまでに身につけられなかったことを身につけることです。

そういった目的を達成するには、夏休みの40日程度の期間はそんなに長いものでもありません。
中学校に入学してから、2年と少しの内容を40日間できちんと身につけるのは思いの外大変です。
またそれだけの内容を自分自身で計画を立て、夏休み中計画通りに1人で学習を進めることは結構難しいものです。
途中で学習のペースが狂ってしまったり、サボってしまったら大変です。

夏休みで復習できなければ、2学期にその時間を取って、復習するということになってしまいます。
2学期に計画通りに復習できればいいのですが、2学期になると学校の授業内容はどんどん先に進んで行ってしまいます。
そうなれば、学校で習った内容プラス中学1年生、2年生の内容の復習を同時進行でしていくことになります。
現実的に難しいですよね。

そんな大変な状況にならないようにするためには、夏期講習をペースメーカーとして使うのがおすすめです。
夏期講習を受講すると言っても最近では夏期講習は講習費が無料という塾もあります。
ペースメーカーとして夏期講習を使うのであれば、そういった夏期講習で十分です。
しっかりペース管理をしてもらいましょう。

夏期講習は個別指導じゃダメなの?

もちろんダメというわけではありません。
集団授業は受け付けない、個別指導じゃないとというときは、迷わず個別指導がいいと思います。
しかし集団指導と個別指導を比較するとずいぶんと授業料が違ってきます。
そこの部分がネックにならなければ個別指導でもいいと思います。
夏期講習中にきちんと復習が終わるように授業設計をしてもらえるようにするといいのではないでしょうか。

まとめ

今回の記事では、学校の授業にさえついていけない中学生が夏期講習に行くメリットや、もし行くのなら個別が良いのか集団がいいのかについて書いてみました。
授業についていけないというのは、新しいことを常に扱う授業のことを指していることがほとんどだと思います。
中学1年生や2年生の内容の復習が中心となるので、普段は個別指導という場合も、夏期講習は集団授業という選択肢もありではないでしょうか。

集団授業であれ、個別指導であれ、結局覚えるのは自分です。
授業をしている先生が代わりに覚えてくれるというわけでも、頑張ってくれるわけでもありません。
どちらの形式の授業の方が有利不利はそんなに生じないと思います。
日々の授業をきちんと身につける、身につけるというのは授業を受けるという意味ではなく、授業を受けてその日に習ったことややったことを理解し覚えるということです。

夏休みは受験生にとっては学校のテストや内申を全く気にせずに、今までの復習に取り組める1番大きな連休です。
しっかり夏休みに復習をして、身につけると、2学期以降の成績ののびが違ってきます。
高校受験で合格をつかむきっかけとなる夏休みになるといいですね。