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高校受験の過去問や模試を解いてみると時間が足りない!間に合うようにするにはどうしたらいいの?

模試を受けてみると時間が足りない。

高校受験の過去問を解いてみても時間が足りない。

そんな状況になってしまったら、どうやって勉強すればいいのか悩みますよね。

今回の記事では高校受験本番で解く時間が足りそうにないときの対処法について書いてみたいと思います。

高校受験の模試や過去問を解いてみて時間が足りないことが分かった・・・

志望校の過去問と解いたり、模試を受けたりしていくと、
「あれ?もしかして、時間が足りない・・・?」という事態に出くわすことがある子は結構多いのではないでしょうか。
早く解けばいいということは分かるのですが、そのスピードを上げるにはどうすれば良いのでしょうか。

おそらく学校の先生や塾の先生などに相談すると、時間を計って時間を意識して解くようにするといいと言われることが多いと思います。
普段の過去問演習などでも、きちんと時間を計って解くようにするという感じになると思います。
最も実践的な感じがしますね。
この解き方をしていくと、時間が足りるようになるのでしょうか。
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時間に間に合うように解くように・・・

時間を計って高校受験の過去問演習や模試などに取り組むのはいいことです。
ある程度時間が足りないという状況であれば、時間を意識するということは間違っていません。
大切なことです。

しかし、多くの中学生を見ていると、時間に間に合うように解くということが多い気がします。
どういうことかというと、解き方を雑にしていくというとイメージがつくでしょうか。
このやり方だと、とにかく時間をかけないことが目的となりやすいです。
制限時間内に最後の問題に答えることができれば、それでOKと思いがちです。

時間が足りるようにするまではそんなに難しいことではありません。
だって、雑に問題を解けば足りるようになるからですね。
ここから点数を上げると考えると急に難しくなります。
よく感がえると時間が足りなくなってしまいます。
だからといって、時間を気にしてとくと、解くのが雑になってしまいます。
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まずは時間制限なしで解いてみよう

おすすめしたいのは時間制限を気にせずにきちんと問題を解いてみることです。
そのときに絶対に解けない!という問題もあると思いますが、そういう問題はある程度のところで見切ってください。
そして、大問を1つにかかった時間をはかっていきます。
すると、あなたがその問題を解くために必要なおおまかな時間が分かります。

時間無制限で解く目的は、きちんと問題を解いたときにどれくらいの時間がかかるのかを知ることです。
そのため、絶対に解けない、手も足もでないという問題は、時間をかけずに見切ってしまいましょう。
そうすれば、現状の力で時間に無駄なくきちんと問題を解いたときに必要な時間が分かります。
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時間が足りてしまうことも

このやり方でやってみると、時間が足りてしまうということもあります。
もしこのやり方で時間が足りてしまうのであれば、それは、解けない問題や難問に時間を割きすぎているという可能性が高いです。
この場合は現状の力を発揮するためには難しい問題を早めに見切ってしまうということが大切です。

時間が足りない原因を考えよう

やはり時間が足りないというときは、その時間の足りない原因を知ることが大切です。
絶対に分からない問題や難問などを早めに見切って時間をはかっていれば、解けない問題に時間をかけすぎているということは少ないと思います。
時間が足りない原因の例を挙げてみますね。
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見直ししながら

たまにいるのが、見直しをしながら解いていく子です。
問題を解いているのをみていると、1問解けると見直しをして、次の問題へ。
その問題が解けたら、見直しをして次の問題へ。
時間が足りない子をみていたときに、たまに見かけます。
極端な子の場合は、1問解いては動きがとまり、次の問題を解いてはとまり・・・を繰り返します。
もしこのやり方で時間内に問題を解こうと思えば、他の人の倍速くらいで解かないと間に合いません。
見直しをしながらやっているいう場合は見直しは終わってからと、させるだけでかなり時間が足りるようになることが多いです。

読むのが遅い

これは結構多い印象ですね。
単に読むのが遅いという場合です。
問題を解き慣れていないという印象の子もいます。
この時は問題演習の量を増やすといいことが多いです。

やはり、問題の表現って同じような表現になんども出会います。
その表現になれていないとどうしても問題そのものの意味を理解するのに時間がかかってしまうということがあります。
大抵の場合、問題演習を繰り返すことで改善することが多いですね。

内容を理解してない、はっきりと覚えていない

最も多い原因は、内容を理解していない、はっきりと覚えてないということです。
どういうことかというと、試験問題中に、
「中央値って何だったかなぁ・・・真ん中の人?・・・あれ?違ったかな?・・・」
のようなことに時間がかかってしまっていることがあります。
高校受験の問題や模試の問題を解くときに最も時間がかかるのは問題を解くためにかかる時間です。
この時間を短くしないと、どうしても小手先の対応になりがちです。

時間をはかって解くのを早くしても、焦るようになるだけの子も多く効果も上がらないことも多いです。
1番最初に考えたいのは自分自身のレベルアップです。
しっかり暗記事項を覚え、無駄なく解けるようにしていくことが大切です。
雑に解くようにすれば、とりあえずは時間は足りるようになります。
しかし、きちんと覚えること、きちんと理解することに重点を置かなくてはそれ以上の成績の向上の望みは薄いですし、上がってもほんの少しということになりがちではないでしょうか。
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まとめ

今回の記事では高校受験本番で解く時間が足りそうにないときの対処法について書いてみました。
時間が足りない原因の多くは理解の浅さやしっかり覚えることができていないことです。
何だったかなぁ・・・なんて考えている時間があれば、シュッっと思い出せるようにすればその分時間がかからなくなり、問題を解く時間を増やすことができます。

どうしても小手先のテクニックに頼りたくなるかもしれませんが、そこはグッと我慢して自分の実力を上げていくのが時間内に解けるようになるコツです。
もちろん他に原因があることもありますが、ここの改善が最も成績が上がりやすいのではないでしょうか。
まずはきちんとした理解、暗記を心がけて日々の勉強に励むのが1番だと思いますよ。