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テストや模試で何度チェックしても気付かないケアレスミスを無くしたい!入試までに見落としを防がないといけないけれど・・・

計算ミスなどのケアレスミスって嫌なものですよね。

模試でしたらちょっと残念・・・というくらいかもしれませんが、入試本番でのケアレスミスは絶対にしたくないですよね。

今回の記事では、なかなかなくせないケアレスミスをなくすにはどうすればいいのかについて書いてみてみたいと思います。

何度見直しても治せないケアレスミス

ケアレスミスは勿体ない!
とは、分かっていてもなかなかやめられないのがケアレスミス。
自分がケアレスミスが多いと分かっていてもなかなか減りませんよね。

まだ計算ミスが多いだとか問題をよく読んでないミスのような対処のしようがあるケアレスミスもあります。
しかし、一方で中にはどうしたらいいのか分からないケアレスミスもあるのではないでしょうか。

ケアレスミスとどう付き合う?

他人から見るとケアレスミスに見えても、自分でなぜそのミスをするのかというのが分からないミスってありますよね。
色々な手段を試してみても、一生懸命注意してもそんな無くせないケアレスミスもあるのではないでしょうか。

大問に気づかないミス

中高一貫校の10番前後くらいの子だったのですが、とにかく、ボケボケなんです。
すごくできる子なのに、大問に気付かずに大きく点を落としてしまう子がいました。
それが1回だけでなく複数回起こるんですね。
注意力散漫と言われてしまえばそれまでなのですが、これを直すための対策が全く分かりませんでしたね。
気付かないものに気付くようにするってどうすればいいんでしょう。

結局は色々話して実力アップしていく!という話になりました。
大問1つに気付かなくても学年1桁にはいってしまう力にはなることができました。

解答欄を間違ってしまう

これは結構ありがちですね。
解答欄を思い込みで埋めていってしまって、壊滅・・・というやつですね。
これは意外と見かけますね。
解答欄の確認不足とも言えますが、でも解いている時は気付かないんですよね。

私もこれは何度かしたことがあります・・・
あまり人のことは言えないですね。

ない記号で答えてしまう

これもよく見かけますね。
ア~エから選んで答えなさいという問題なのに、なぜか解答欄に書いた答えが、2!
みたいな感じの間違いです。
普段の問題集を解いているときにも見かけます。

私が現役とのときに、このミスの発展版をしてしまったことがあります。
ア~エから選んで答えなさいという問題が出たのですが、そのときの自分の解答には本当に驚きでした。
解答欄は記号が1文字書ける程度のスペースなのに、その1文字しか書けそうにない解答欄にまさかの論述・・・
読めるか読めないかの、シャーペンでぎりぎり書ける小さな文字で解答欄にいっぱいいっぱいになにやらたくさん書いてしまいました。
学校の先生からは爆笑されるし、それをネタに話されるしというひどい目にあいました。

ただ、答案が返ってくるまでそんなミスをしているとはつゆ知らず。
答案が返却されて初めて気付いたくらいでした。

ケアレスミスを無くすにはどうしたらいい?

色々なケアレスミスを見ていって、1番難しいのは気付くということです。
解く過程が間違っていたり、計算を間違っているというケアレスミスはまだ直しやすいです。
ケアレスミスをなくすときに最も難しいのが、解答欄がずれているだとか、答える記号がそもそも間違っているような場合です。

試験中、本人は大まじめにできる限り注意を払って答案を作っているはずです。
私はケアレスミスが非常に多い学生時代(今でも?)を過ごしていました。
こういう思い込みによるケアレスミスは、なかなか直らないと腹をくくった方が生産的ではないでしょうか。

あまりケアレスミスを気にしてばかりでも、うまくいきません。
解答欄は合っているか、問題に読んでいないところがないか、などをしっかりリストアップして試験中にこなしていくのは大変です。

生徒にケアレスミスをリストアップさせて、こういったことを意識させてみたことがあるのですが、意外とうまくいかないんですね。
このやり方でうまくいかなかった理由は、制限時間です。
ケアレスミスを極度に気にしていくと、問題を解きながらどうしても見直しという作業が入ってしまいます。
1問解いては見直し、次の問題を解いては見直し・・・となってしまいます。

まとめて見直しをすれば・・・

まとめて見直しをすれば?
最後に見直しをすればいいのでは?

と思われるかもしれないのですが、そのやり方にも致命的な欠陥があるんです。
それは、解答欄がずれていたときに残り10分などで対処できるのかという問題です。
意外と答案を消して書くというのは時間がかかります。

一端全ての解答を消してもう一度書き直すという作業でも10分では苦しいです。
場合によっては一端問題用紙の端などに答えを書き写して、答案を消して、もう一度書くということになることもあるのかもしれません。
もし、解答欄がずれるということを事前に察知しようと思うと、見直しをしながらという形になってしまいます。

さらに、ミスを気にして問題に集中できないという問題もでてきました。
ケアレスミスを気にしながら解くと、問題に集中できず、問題にのみ集中するとケアレスミスがでてしまうというジレンマに悩むことになりました。

結局のところ、最もうまくいったのは、ミスを気にせず問題に集中することです。
ケアレスミスが答案の70%を占めるとなれば問題ですが、一部の問題でケアレスミスが発生するくらいなら、ケアレスミスがあることを前提に問題を解くというのも一つの手です。
実際、ケアレスミスを気にせずに解くようにすると、グッとケアレスミスが減った子もいます。
全体的にそちらの方が、総合点は上がりやすい気がします。

そうは言ってもケアレスミスは無くしたい!

ケアレスミスがあることを前提するとはいっても、どうしてもケアレスミスを無くしたいという方もいると思います。

少しでもケアレスミスをなくすには、どうすればいいのでしょうか。
ケアレスミスが発生するときって、どんなときなのでしょうか。

易しい問題のミスがどうしても目立つため、易しい問題でケアレスミスが発生しやすいと思われがちですが、意外とややこしい問題の方が発生します。
なぜそんな印象になってしまうのかというと、易しい問題は正解で当たり前、難しい問題は間違えても仕方がないという心理からそんな感じになると思います。
難しい問題とはいっても、計算そのもののちょっとしたケアレスミスで不正解という場合も結構多いものです。
しかし、意外と後者の難しい問題のちょっとした計算ミスに関しては、問題を解く過程の一部としか見えないためか、難しいから間違っても仕方がないと捉えてしまっているせいか、ケアレスミスという認識をする子が少ないというのが現実だと思います。

そう考えるとケアレスミスなのか、そうでないのかを判断することそのものが難しいのかもしれませんね。

学力を上げてケアレスミスを減らそう

ケアレスミスと一口に言っても気持ちに余裕があるときや問題が易しいときにはケアレスミスは減るものです。
ケアレスミス対策ということをせずに自分の学力をあげることに力を入れたほうが、ケアレスミスを減らせるという子もいます。
問題を解くときに余裕があれば、ミスも減りますからね。
自分ではどうすればいいのかわからない、というときは、学校や塾の先生に相談したほうがいいのかもしれませんね。

まとめ

今回の記事では、なかなかなくせないケアレスミスをなくすにはどうすればいいのかについて書いてみてみました。
ケアレスミスをしていることに気づけない場合はなかなか改善するということが難しくなりますし、改善しようとすると問題そのものに集中できなくなってしまったり、慎重に問題を解くあまり時間が足りなくなってしまうという事態が起こることが少なくありません。

ケアレスミスを恐れて、そもそも問題をきちんと解くということがおろそかになってしまっては意味がありません。
なくせないケアレスミスに関しては開き直って、ケアレスミスは気にせずに思い切って問題を解いたほうがよくなることもありますし、ケアレスミスが減るということもあります。
人は損をすることを嫌がるところがあるので、ケアレスミスをするのがもったいないと思われがちです。
損をしたくないがあまり、のびのび解けば解ける問題や時間が足りれば解けた問題が解けなくなるということになることもあります。
なんとなく時間が足りなければ仕方がない、ミスはだめだという感覚から、自身の合計点を下げてしまわないようにするほうがいいのではないでしょうか。

ミスを恐れず、自分のレベルアップをはかっていくというやり方もいいものですよ。

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