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子供が高校受験に落ちたときに励ましの言葉は必要?言ってはいけないNGワードとは

高校受験は受かるお子さんがいれば落ちてしまうお子さんもいます。

我が子が受かってくれれば、特に気遣う必要もないのですが、問題は高校受験に落ちてしまった時。

声をかけるにも、なんて言えばいいのか分からないという方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、お子さんが高校受験に落ちてしまった時に言ってはダメな言葉や、NGワードについて書いてみたいと思います。

高校受験に落ちたときにお子さんに言うとダメな励ましの言葉・NGワードは?

高校受験に落ちたお子さんに、言ってはいけない言葉は色々あります。
親御さんがお子さんのために良かれと思っていった言葉でも言ってはダメな言葉があるので気を付けましょう。
お子さんが落ち込んでいるということで、親御さんが陥りやすいのはお子さんを励まそうと声をかけてしまうことです。

・次頑張ればいいさ
・気にするな
・大丈夫!

のような言葉はお子さんがイラっとすることはあっても、元気が出たり、落ち着いたりということはまずありません。
励まそうとする言葉は、避けたほうが無難です。
お子さんからすると「自分のことを分かっていない」というように感じるだけです。

また、親御さんの学生時代の話もあまりしないほうがいいです。
「俺も高校受験で落ちてさ…でも…」
のような話を聞かされてもお子さんにとってはいい話とはならないでしょう。

お子さんにとっては落ちてしまった高校受験が1番重要だったのです。
大人から見れば、1つの経験と見えることでも、その1つの経験がとても大きなことのように感じてしまうのが中学3年生です。
高校受験で落ちることがあるというのは、お子さんも頭では分かっています。
しかし、実際に体験してみて、落ちるというのは、つらいものです。

「君はうちの高校に来る資格がない」と、高校から宣告されるわけです。
今まで、小学校や中学校では横並びで進学してきました。
誰も拒まれることなく、当然のように学校に通ってきたはずです。
それが高校からは君は来てはダメだと、明確な拒否をされてしまうのです。

ただ単に高校受験に落ちた、という大人からの目線とは違う感情を子どもたちはもつのだと思います。
落ちた子たちと話すと、実際に落ちてみると辛い、落ちるなんて思わなかったのような返答が多いです。
何とか元気づけてあげたい、励ましてあげたいと思うのが親心だと思うのですが、実際言葉にするとなるとなんて声をかけていいのか分からないということになりがちではないでしょうか。

高校受験に不合格だった子になんて声をかけていいのか分からない…

お子さんになんて声を掛けていいのか分からないという時は、黙ってお子さんが話し出すのを待つのがいいと思います。
私は、お子さんが受験に落ちてしまったときは、その子から話すのを待つことが一番の安全策だと思います。
お子さんと一緒にいるのであれば、じっと待ってみましょう。
そして、お子さんが話し始めたら、とにかく話を聞いてあげてください。

ここでアドバイスやいい話をしようと思ってはダメです。
お子さんは単に話したいだけで、アドバイスなんて求めていません。
欲しいのは共感です。

評価をしてもらおう、してほしい、なんてことは思っていません。
アドバイスだってほしい訳じゃありません。
たとえアドバイスをしたところで、そもそも大人が話すアドバイスなんて中学生とはいえ、大体分かっていると思います。
話してお子さんが納得のいくアドバイスができる自信がある方は良いと思いますが、ほとんどの方には難しいです。
私もできないので、基本的にお子さんが話すのを待ちます。
何も話さずにじっと待つのです。

お子さんが感情むき出しで色々言ってくることがあるかもしれません。
そんな時も、お子さんの話を聞いてあげましょう。
ずっと、感情的に居続けることは人間はできないので、どこかしらで落ち着いてくると思います。
また、話を聞いてあげるだけで落ち着く子もいるので、とにかく話を聞くことがおすすめです。

まとめ

今回の記事では、お子さんが高校受験に落ちてしまった時に言ってはダメな言葉や、NGワードについて書いてみました。
基本的に親御さんがアドバイスや教訓めいた話をして、励ましたり、元気づけたりするということは難しいです。
特に状況も状況なので、そもそもどの言葉も不正解ということが多いです。
また、その掛ける言葉の正解もお子さんの中にしか答えがありませんし、お子さんもその答えが分からないのではないでしょうか。
結局お子さんの気持ちの面の問題になるので、よく話を聞いてあげるのが最良の対応だと思います。
また、お子さんの気持ちをしっかり聞いて、汲み取ってあげることで立ち直りも早くなります。
早く立ち直り、気持ちを整理することで、行く高校が第1志望ではない高校でも前向きに通うことができるようになると思います。