高校受験2か月前の勉強でやるべきこと、やってはいけないこと

高校受験直前になると、色々なことが不安になり、今までしてもいなかったことに手を出してしまう子がでてきます。

今回の記事では、高校受験2か月前にやるべきこと、やってはいけないことについて書いてみたいと思います。

高校受験2か月前にやるべき勉強方法

最優先すべきものは、受験する高校の過去問です。
過去問に勝る教材はありません。
意外ときちんと過去問をしていない、という子が実際にいます。
先生によっては「過去に出た問題は出題されない」と、言われる方もいるようで、過去問を軽視する子がいます。
過去問をするメリットはとても大きいです。
過去問をするメリットをあげてみます。

志望校の出題傾向が分かる

解いてみると分かるのですが、出題傾向が分かります。
複数の年度、大体5年分くらいの過去問を解いてみると、大問の構成、よく出る問題などが分かると思います。
また、数学の問題は例年易しいが、英語が難しいというように、科目ごとの難易度などが分かります。
こういったことから、何を勉強すればいいのか、どのように勉強すればいいのということを判断することができます。

本番での時間配分を考える材料になる

全く見たことのない試験の時間配分は難しいです。
しかし、過去問を解いておくと、時間配分に対する計画を立てることができます。
いくら問題を解くことができても時間が足りなければ合格ラインに到達できる可能性は低くなってしまいます。
過去問を解く際には、時間をきちんとはかってすることで、自分の解くスピードが十分なのか、不十分なのかを判断することできます。
高校受験の過去問や模試を解いてみると時間が足りないときは

やり直しを完ぺきにすることで、成績が上がる

過去問をきちんとすると、成績が上がります。
これは、一般的に販売されている問題集よりも効果が高いと思います。
大体、過去五年分の過去問を解いて、成績が下がる、成績が変わらないという子は珍しいです。
そういう場合は、過去問の復習がきちんとできていないことに原因があります。

過去問をきちんと復習しよう

過去問をきちんと復習するというのは、とても大切です。
過去問の復習・やり直しを徹底することで、成績は上がります。
しかし、意外とできていないのがこのきちんと過去問を復習するということ。
過去問をやってみて、思った以上に解けたら喜んでおしまい。
逆に、過去問の出来が悪いと落ち込んでおしまい。
過去問をきちんとやり直す子がとても少ないです。
やればやるほど、手っ取り早く実力アップができるものが過去問です。
過去問をやったら復習・やり直しはこれでもか!というくらいやりましょう。

過去問のやり直しはどこを目標にする?

過去問の復習の最低ラインは、全く同じ問題を受験日に出されたら満点をとれるところです。1)成績にもよりますが、このくらいの意識で勉強しておくのがちょうどいいと思います。学校によってはある程度取捨選択することが望ましいところもあります。
受験日にというのがポイントです。
本当にここが大切!

なぜかというと、受験と言うのは受験当日の実力で合否が決定します。
もっと言うと、受験をしたその瞬間の学力が大切なのです。
過去問や問題集などで勉強して、勉強したその瞬間はできる!というのは意味がありません。
その勉強したことを、受験当日に発揮できて初めてきちんと受験勉強をしたと言えます。

もし、受験日まであと60日であれば、60日後でも解けるようにしておくことが大切です。
これが満たせない勉強は無駄な努力となりがちです。
ギリギリの記憶で勉強しているその瞬間だけ覚えていても、その次の日まで覚えていても、その次の月まで覚えていても、意味がありません。
受験日に思い出せない、受験日前に忘れてしまうような記憶ではダメなんです。

せっかくする勉強だからこそ、きちんと受験日まで忘れない、受験日でもしっかり使える記憶を作り上げたいところです。

よくあるのが答えを見たら分かるという状態。
「あ、そうだった!!」みたいな感じだと危険かもしれません。
大抵、すぐ忘れます。
て、いうか、覚えていないことがほとんどでしょう。
この、「あ、そうだった!」には、「実は分かっていたよ、知っていたよ」という言葉隠れているような気がします。。

この状況下では、分かっていない、覚えていないことが多いのです。
また、この時にやりがちなのが、ちょっと忘れていただけと判断してしまうことです。
答えを見て、正解を思い出した、それが正解だと思い込んでしまった、という状況なのに、実は自分は分かっていると判断しがちなのです。

つまり、分かっていないのに、覚えていないのに、自分は分かっている、覚えていると、判断してしまいます。
過去問の復習ではこれを完全に排除しておかないとほとんど意味のないものになってしまいます。
だって、受験当日には消えるであろう記憶です。
ただ、過去問を解いて、ちょっと復習するだけでは臨んだような成果は上げられません。
折角の限られた過去問です。
そんな風に適当に扱うのはもったいなさすぎます。

きちんと、試験日にも問題なく解けるところまで、到達できれば、過去問中に出てきているもの暗記していきます。
例えば、英語であれば分からなかった英単語、社会で選択肢で知らなかったことなどをチェックし暗記していきます。
最終的に過去問は、問題から選択肢、解答まで暗記してしまうくらいにやりこむことがおススメです。

高校受験2か月前にやってはいけないこと

受験が近くなると不安になって、今までしなかったことを始めてしまう子が出てきます。
そんな子たちがやりがちな受験直前にやってはいけないこととは何でしょうか。

新しく参考書・問題集を購入

意外と多いのが、新しく参考書や問題集を購入することです。
新しい参考書や問題集を買うと、できるようになる気がする子が多いです。
しかし、残念なことに大抵の場合、うまくいきません。
そもそもなぜ今できていないのかを考えれば、この理由は明白です。

その理由は、今までやってきた問題集をきちんとマスターできていないということにつきます。
今持っている問題集をもう一度解いてみて、すべて解くことができるでしょうか。
全てとはいかなくてもほとんど解けますか。

ほとんどのお子さんが、そんなにきれいに解くことができません。
もし、新しい問題集の購入を考えているのなら、今持っている問題集を解いてみてください。
意外と解けないということが多いと思います。
そもそもその問題集をきちんと解いてないということが多いです。
まずは問題集を解いているか、チェックするというところから入ったほうがいいかもしれませんね。

また、今持っている問題集にきちんと丸付けがしてあれば、バツの付けてある問題だけを見直す、解きなおすというのも効果的です。
基本的には新しい参考書や問題集は購入しない方がいいと思います。

5教科まんべんなく勉強しようとする

よくあるのが、5教科をきちんと満遍なく勉強しようとすることです。
勉強を始めた子が1ページ目から順番に勉強したり、全部の範囲をまとめたノートを作り始める感じです。
もちろん、理屈の上では、5教科すべての範囲を満遍なく完璧にすれば、成績は大きく上がるはずです。
こんなことを考えて、勉強すると思うのですが、まず無理です。

この5教科を満遍なく完璧を目指して勉強することを考えた場合、高校受験で問題になるのは期日、受験日です。
当たり前ではあるのですが、受験日に間に合わなければ意味がありません。
先ほどの、5教科を満遍なく勉強するというスタイルは期日などが無限であれば問題ないのかもしれません。
しかし、現実的に5教科を完璧にして、受験するというのは無理です。
受験日に間に合わせるという意味では難しくなります。

どう勉強すべきか

それでは、受験直前期にどう勉強すればいいのかというと、過去問を基準に勉強します。
過去問で極端に弱い分野や問題を今持っている問題集から探します。2)本当は過去問だけでも十分ですが、理解しているのか判断できないような場合は、別の問題集の類題などをやってみるのもおすすめです。この時も新しくも問題集を購入するのではなく今持っている問題集を使うのがおススメです。
実際に解けるのか確認できるといいと思います。

過去問をしてくと、頻出分野、自分がよく間違える分野が、見つかると思います。
まずはそこに部分に集中して勉強しましょう。
そこの勉強が最も点数をあげることができる分野のはずです。

どの科目を勉強すべきかを考えるだけでは不十分です。
もし科目だけを考えた場合、その科目の最初から勉強し始める子がいます。
そんなことをしていたら、いつまでたっても終わりませんし、高校受験になんて間に合いません。
過去問をうまく使うことが、合格への最短の道のりになると思います。

まとめ

今回の記事では、高校受験2か月前にやるべきこと、やってはいけないことについて書いてみました。
受験が近くなればなるほど、過去問で勉強する効果ははかりしれないものがあります。
過去問はただ過去に出題された問題を知るだけでなく、お子さんの実力をあげてくれる最高のツールです。
過去問を使わない手はありません。
過去問を中心に勉強することで、受験2ヶ月前にボーダーまで100点足りなくても逆転することは可能です。
きちんと過去問をやりこむお子さんはかなり少ないのではないかと思います。
だからこそ、過去問をきちんと勉強することで、容易に逆転することが可能になります。

References   [ + ]

1. 成績にもよりますが、このくらいの意識で勉強しておくのがちょうどいいと思います。学校によってはある程度取捨選択することが望ましいところもあります。
2. 本当は過去問だけでも十分ですが、理解しているのか判断できないような場合は、別の問題集の類題などをやってみるのもおすすめです。この時も新しくも問題集を購入するのではなく今持っている問題集を使うのがおススメです。