勉強しても成績が伸びない人って何がだめなの?できる子にはないできない人の特徴は?

勉強が苦手、成績が伸びないという子には似たような特徴があると思います。

今回の記事では、実際に生徒を見ていて感じる、勉強が苦手だったり、うまくいかない子の勉強について書いてみたいと思います。

 勉強しても成績があがらない「できない人」の特徴

しやすい勉強が好き

しやすい勉強とは例えば、英単語や漢字、社会の1問1答などを指します。
勿論、これらの勉強をすることが悪いわけではありません。
でも、このような勉強だけを延々と繰り返すお子さんが多いのです。
だってやりやすいですからね。

逆に論述問題などは嫌な問題の典型です。
勉強しても言葉が違うと正解なのか不正解なのか分かりにくかったり、覚えることが長かったりする論述問題は後回しにされやすいものです。
お子さんがずっと英単語や漢字などやりやすいものばかりしていたら注意です。

出題されないことばかり勉強する

定期考査というよりは受験勉強においてですが、これは過去問の研究不足から起こることです。
なぜか受験勉強となると、教科書や問題集の最初から勉強を始める子が多いです。
過去問を見てみると分かるのですが、ほぼ出ない分野もあります。
最初から最後まできれいに勉強するとなると、出ない部分をたくさん勉強することになります。
受験では効率よく勉強することが大切ですし、直前で結果が出せていない状況下で、すべてを完璧にしようなんて無理です。
出ない所を見切る、ある程度割り切ることも大切です。

出来ないのに完璧主義

そんなに出ないから飛ばしてもいいんじゃないかなというと、テストや受験本番でそこが出たらどうするのか聞いて来る子がいます。
しかしその心配はありません。
そんなたまにしかでないところで点を取りに行こうとするから成績が伸びないのです。
その問題が出題されて1問落とすなんて痛くもかゆくもありません。
だって、もっと点を取るべき問題、点を取りやすい問題で点を落としているのですから。
誰が見ても点が取れるというところでは点を取らずにほぼ出題されないと言い切れるようなところで点を取りに行く。
場合によっては過去20年くらい出たことのないものを覚えている子もいます。
重箱の隅をつつくような勉強をしている場合ではありません。
完璧主義は捨ててもらいましょう。

突然ノートを作り始める

よし勉強をはじめよう!となるとなぜかノートづくりを始めるお子さんがいます。
習ったことをノートにまとめようとし始めるんですね。
ノートに書いてみると分かるのですが、まとめていくというのはとてつもなく時間がかかります。
時間がかかる上に覚えられないということが多いです。
多くのお子さんが、ノートにまとめる→暗記するという流れをとります。
しかし、受験や定期考査の対策で必要なのはノートではなく、記憶です。
つまり、一番大切なのは暗記なんです。

実際、ノートにまとめてから暗記をする子の一番重要視する部分はどこだと思いますか。
それはノートにまとめるところなんです。
きれいにかわいく、カラフルに…イラストなんかを入れる子もいますね。
そんな芸術的なノートを作っている場合ではありません。
一番大切なのは頭に入れることです。
ここをはき違えてしまうとなかなかうまくいきません。

受験勉強において過去問をないがしろにする

過去問は合格への最高のツールです。
これは間違いないと思います。
しかし勉強ができない子の中にはなぜかこれを馬鹿にする子が多いのです。
「過去に出た問題だからもう出ない」
「過去問の雰囲気をつかんでたらいいんじゃない?」
くらいに思っている子がいます。
そんな子たちが過去問をしても成績がほとんど上がらないんですね。
過去問を重視しないのにどこが高校受験ででるのか、学校や塾の先生に聞くというような子はうまくいきにくいです。

過去問を大切にせずに、学校や塾の先生に受験にでるところを聞くというのがおかしな行動なのです。
なぜ学校や塾の先生はなぜ受験で出題される、出題されないということを知っているのでしょうか。
それは毎年受験対策等をしてその傾向をつかんでいるからですよね。
学校や塾の先生は毎年受験対策をする、つまり毎年過去問を見て傾向をつかんでいるのです。
このことを考えてみると、過去問を軽視するのが如何に愚行であるのかが分かります。

学校や塾の先生が高校受験に出題されるということを判断する材料はあくまで過去問です。
教科書を読んだり、テキストを読んだりしてひらめくものではありません。
多くの私立高校や公立高校の問題を解く中で、出題される問題を知ることになります。
そのことから、高校受験に出題される内容か出題されない内容かを判断します。

つまり、過去問を軽視している子たちは、目の前にある出題されそうな問題の塊である過去問をきちんとしないのです。
塾でここが受験で良く出るから覚えておくようになど言われるかもしれませんが、それはあくまで高校受験という範囲でのお話です。
自分自身の受ける高校のみについてではなく、「一般的に」高校受験でよく出るということです。
かなりの部分で内容はかぶることが多いですが、高校によっては特殊な問題が出るところもあります。
過去問は学校や塾の先生よりも、詳しくどこが出題されそうか教えてくれる最高の先生です。
お子さんにとって最高の先生になるはずの先生の言うことを聞かなければ、当然成績が上がるどころか、合格は遠のくばかりです。

「まだ習っていないからできない」

これは勉強が苦手な子に多いセリフです。
習っていないからできないと言うのであれば、習ったことはできるのかな?と思ってしまいます。
習ったからできるというのであれば、相当な上位層のはずです。
習ったから、習っていないから、というのは受験の時は重視されません。
授業が終わらないまま卒業になることもあります。
実際、過去に地理の半分を教わることなく卒業になった学年がありました。
習った、習ていないということはどちらでもいいので、出てきたものをきちんと理解し暗記するようにしたいですね。

「学校の先生がこう言ったから」

解き方や考え方を教えているとなぜか勉強が苦手な子から飛び出す「学校の先生がこう言ったから」という言葉。
流石に学校の先生もそうは言わないんじゃないかな?と思うようなことを言う子もいます。
こういうことは、なぜか上位層の子たちからはでない言葉です。
上位層の子たちは違うやり方なんかを教えるとむしろ喜んでくれますね。
新しいことを教わったり知ることを楽しむことが大切です。

「書かないと覚えられません」

本当に?と疑いたくなる言葉です。
このセリフを言った生徒に聞くのは、「今日の朝食は何食べた?」です。
大体の子たちは朝食を答えてくれますが、ノートにでも書いたのでしょうか。
さらに言うなら、今までたくさん書いてきたはずの知識はどこにいったのでしょうか?
書いて覚えるというのは本当に時間がかかります。
短期間に成績を伸ばすためには書いている場合ではありません。
記憶することが大切です。

「何の公式を使うんですか?」

どの公式を使うかということよりも、まずは問題をきちんと読むことが大切です。
何の公式を使うんですか?と聞いてきた子に問題の説明をしてもらうと、全くできないということが少なくありません。
どの公式を使うのかということよりも、きちんとまずは問題を読もうというのですが、やはりどの公式を使うのかということにしか興味が湧かないようです。

「どうやって解くんですか?」

こんなことを言われると、好きにすればいいんじゃない?と答えたくなります。
まずは自分で好きにやってみればいいのに…と思います。
どうせ間違うから解こうとしない、答えを書かないという子がたくさんいます。
まずは答えを書いて参加しないと、正解になることなんてありません。
答えが求められるか、正確な答案を作れるか、なんてことを考えずに答えを書いてみることが大切です。
白紙で間違えるなら、何か一生懸命考えて間違えるほうが価値があります。
どちらも同じ0点かもしれませんが、後者の子の方が伸びます。
だって、間違えた答えだったとしてもチャレンジしてるってことですからね。
チャレンジしないということは、勉強しても…
成績はあがりませんよね。

「あっ!?」

こちらが言った公式や単語などの情報をもとに閃いた時に聞く言葉です。
この言葉の後は、こちらの話よりも答えを書くことに夢中になります。
そして、答えを見つけてシュッっと丸を付けます。

この行動が結構問題なのは分かりますでしょうか。
人の話を最後まで聞いていないというところではありません。
問題なのはこの問題が解けたきっかけです。
自分で問題文を読んで解釈して、試行錯誤して答えが出せたというのとは全く違います。
何をすればいいのか分かるヒントがあったから解けたんですね。
高校受験の入試問題には当然ヒントなんてありませんし、どの公式を使うか、どう考えるかなんて書いてありません。
これを繰り返して言っても実力なんてつきません。

まとめ

今回の記事では、実際に生徒を見ていて感じる、勉強が苦手だったり、うまくいかない子の勉強について書いてみました。
いろいろな行動や考え方などをあげてみましたが、一番問題になるのは、今までのやり方に固執してしまうことです。
本人にこう言ってもそんなことないと言われることがほとんどです。
本人も特に固執しているという認識がないのだと思います。
人間はなんとなく行動すると同じ行動を繰り返しがちです。
今までの勉強してもできないというサイクルをいかに勉強ができるというサイクルに変えていくことが成績を上げる第一歩です。
そのためには、どうしても今までの勉強方法や考え方を変えていく必要があるのではないでしょうか。

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